PsychoPyの導入(Python)


  1. 概要
  2. Builderで参考になるサイト
  3. Coderで参考になるサイト
  4. PsychoPyのインストール
  5. PsychoPyの開発環境(IDE)


概要

PsychoPyは、神経科学・心理学・心理物理実験などで広く用いられるオープンソースのアプリケーションで、Pythonを使ったパワフルなフリーソフトウェアです。
PsychoPyにはGUIを使って実験を作成するBuilderとPythonのコードを直接書くCoderという2つのインターフェイスがあります。


Builderで参考になるサイト

プログラミング初心者やe-Primeなどに慣れ親しんだ方は、Builderがいいかもしれません。
Builderの基礎については、小川洋和先生のPsychoPy講座PsychoPyを使った初学者向けの心理実験環境の構築十河宏行先生のBuilderの解説など豊富な情報が利用できます。
Builderでの実験プログラムサンプルは、井関龍太先生のページなどが参考になるかと。


Coderで参考になるサイト

プログラミングがある程度できてMatlabのPTBなどを使ってこられた方は、Coderがいいかもしれません。
十河宏行先生の「心理学実験プログラミング: Python/PsychoPyによる実験作成・データ処理」というテキストが出版されていますし、先生のPythonによる心理実験のページも助けになるかと思います。 ここでは、主にCoderの心理実験に有用そうなコードを考えて、まとめてみたいと思います。



PsychoPyのインストール

  • PsychoPy2は公式ページからダウンロードできます。
    現在のバージョンは1.90.2(May 18, 2018)です。 Githubからお使いの環境に合ったStandalone PsychoPyをダウンロードしてください。("Download"→"PsychoPy 1.90.1")

  • Ubuntu(Linuxのディストリビューション)でのインストールは、端末からパッケージ管理システムを用いて行います。
    バージョン1.90からは、WindowsとMacのStandalone PsychoPyはPython3をサポートしています。(公式ページ)
    上でご紹介したGithubのDLページで、「-PY3」とラベルしてあるファイルをDL・インストールしてください。※
    このラベルの無いファイルは以前のPythonがベースです。そのStandalone版を入れると、Python2.7が一緒にインストールされます。
    PsychoPy2を立ち上げれば、Pythonをウィンドウ下部の"シェル"タブでも使用できますし、OS本体の端末(例えばコマンドプロンプト)でも実行できます。
    ※ MacでPY3のインストールをしましたが、どうもうまく動きません。。(MacOSX10.9, MacBook Pro)
    「ModuleNotFoundError: No module named 'Image」と出てきてしまって、「from PIL import Image」にしてもまた別のエラーが出てきてしまいました。Python2.7の方のStandalone版では問題なかったので、PY3のバグかもしれません・・・・

  • アプリの実行ファイルやイメージファイルをDLしてStandalone版をインストールする利点は、依存性のあるPythonのモジュールをパッケージとしてまとめて導入できる点にあります。
    一方で、すでにPCへPython2.7を導入しており、既存の環境でPsychoPy2を使いたいという場合もあるでしょう。
    PsychoPyは、パッケージ管理システムのpipを使ってマニュアルインストールすることもできます。
    その場合、依存性のあるモジュールは自分で導入しなければなりません("Dependencies")
    またこの項にあるように、マニュアルインストール版のPsychoPyはPython3をサポートしていません。同じ理由で、UbuntuではPython3のサポートが無いのでしょうね…


開発環境(IDE)

Pythonの開発にはJupyter Notebook(かつてのIPython Notebook)が便利ですが、PsychoPyにも使えるみたいです。
PsychoPy + Jupyter Notebookで快適な心理学実験・分析環境を構築する
Pythonではコマンドラインからもコードを実行することができます。
PsychoPyのIDEでは、コンパイルが必要で遅いなどの難がありますが、これで対話的に実験が作成できるとのこと。

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